バンコクから飛行機で1時間のサムイ島 / コ・サムイ
サムイ島(コ・サムイ / Koh Samui)はタイ南部・スラートターニー県にある、タイで3番目(280K㎡)に大きい島です。バンコクから南へ560km、タイの南部の街・スラートターニーから80km離れたタイ湾に位置しています。
サムイ島は20世紀後半までは、タイ本土との交流もほとんどありませんでしたが、20世紀後半に観光地としての開発が進み、現在では国際空港もあり、国内外から人気を集めているリゾートアイランドです。
15km四方の丸い島であるサムイ島の中央部はほぼジャングルで、その周囲にはチャウエン・ビーチをはじめ、ノイビーチ、ラマイビーチ、ラマイビーチ、ボプットビーチ、ビッグブッダビーチなどがあり、リゾートホテル、レストラン、バーも多くあります。
周囲の海は、タイ政府の管理しているアーントーン諸島海洋国立公園となっています。
1980年頃までのサムイ島は、漁師とココナッツを収穫する人々が静かに暮らしていた島。本土から行き来する船が島への唯一の交通手段でした。
そのため、1990年ごろまでは、バックパッカーの”聖地”として一部の旅行者の間でのみ人気を集めていた「南の秘島」といったポジションにありました。
1990年代になると観光開発が本格化し、バンコクからの直行便や本土からのフェリーが整備され、 高級リゾートの建設も進み、今ではタイを代表するリゾート地となっています。
少し前までは椰子の木栽培が島の主な産業でしたが、現在では、観光産業が主な産業に取って代わっています。
とはいえ、島の南側には昔ながらの美しい風景を残すエリアもあり、かつての素朴な秘島としてのサムイ島の姿を見ることも残っています。
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サムイ島の詳細地図
サムイ島 / コ・サムイへのアクセス
空路・飛行機・空港
- サムイ空港
- 1989年に開業したサムイ空港へは、 バンコク・エアウェイズが、バンコク、プーケット、パタヤ、クラビ、シンガポールからのフライトを運行しています。
- バンコクからのフライト時間は約1時間。プーケット、パタヤからのフライ時間は約40分です。
陸路・長距離バス・列車・鉄道
- 長距離バス
- バンコクのカオサン発サムイ島行きの夜行長距離バスが運行しています。 バンコク→スラタニ乗継→ドンサック港→サムイ島というジョイント・チケットです。 バス会社がしのぎを削っているため、かなり格安となります。
- また、南バスターミナルから「999」と呼ばれるサムイ直行の国営バスもあります。 いつも、タイ人旅行者の間で人気のため、夜行バスに乗る場合は、 早めに南バスターミナルで指定席を購入しないと、席が残っていないようです。
- 列車・鉄道
- バンコクとスラタニの間を夜行寝台で行く方法も人気があります。 ただし、年間を通して人気があるため、 1週間前には直接駅に行って、列車のチケットを購入する方が無難です。
- スラタニからはフェリーでサムイ島へ渡る形となります。
航路・フェリー・船
スラタニとサムイ島の間は、Ratcha Ferry Co.と、Express Passenger Ferryという2社のフェリー会社が運行しています。
- フェリー:Ratcha Ferry Co.
- スラタニのドンサックフェリー乗り場からサムイのトン・ヤンフェリー乗り場間を運行しています。1日5便ほど運行されており、サムイまでの所要時間は約1時間30分。料金は25Bが目安です。サムイからは、7:00am、8:00am、10:00am、12:00pm、2:00pm、4:00pm、5:00pmの7便が毎日運行しています。
- Express Passenger Ferry
- ソンサーム・トラベルが運行するフェリーで、タ・トンのフェリー乗り場から、7:30am、11:30am、2:00pmのサムイ行き1日3便、運行しています。サムイ島からは、夜11:00にスラタニのバン・ドンフェリー乗り場を出発し、次の日の朝5時にサムイのナトンに到着するナイトボートも運行しています。